記憶の仕組み

記憶の仕組みについて話したいと思います

まず初めに

よく子供が○○線の駅を全て暗記していて「スーパーキッズ!!」のように感じで紹介されているのを見ますが、 あれは凄いことではありません。子供と大人の記憶の仕方が違うからであり、子供だからこそ可能な事なのです。

子供のうちは単純記憶するのに適した脳を持ちます。 なぜなら子供は自分の生活について様々な事を学ぶ必要があるからです (例えば自分の家の住所や電話番号、してはいけないことや、子供をとりまく環境全てと言えます。小学生の時に覚えた掛け算もいい例ですね)。
生まれたての赤ちゃんは無知からのスタートですので当然のことなのですね。  以上から子供は単純記憶が得意あり、興味があることなら世界史年表でも何でも全て覚えてしまうでしょう。

さてこうなると子供の脳は優れていて、大人の脳は劣っているようですがそうではありません。
大人の脳は単純記憶よりも、論理的思考や物事の本質を考えることに適しています
子供が表面的なことを覚えることが得意ならば、 大人は内面的な本質を考え、覚えられるのです。

やっぱり単純記憶は不得意なんだと思うかもしれませんがここにポイントがあります。
この大人の考られる脳を利用して、単純記憶に応用しようとするのが記憶術なのです。

記憶術は大人の考える脳が編み出した単純記憶対策なのでしょう。

 

 

暗記の限界

 

心理学の言葉に「チャンク」と「マジカルナンバー7」という言葉があります。チャンクとは日本語で「塊(かたまり)」という意味です。 人(大人)が一時的に覚えておける量は7±2くらいの塊が限界で、それ以上は一時的には覚えられないという目安です。 電話番号なども局番を抜かせば8文字前後ですし、これは8チャンクなので覚えられる範囲にあります。

しかし1192794645はどうでしょうか?一時的に記憶するにしても厳しい数字ではないではないかと思います。 しかし見方を変えるとわずか3チャンクにできます。 1192|794|645で区切って(日本史が得意な人は分かると思いますが)「鎌倉幕府」 「平安京」 「大化の改新」とすればいいのです。 

これも記憶術だと言えます。これを応用すれば何とか線の駅なんてすぐに覚えられてしまうでしょう。

TOPへ






2次相互リンク設置場
@相互リンク
三度の飯よりアルバイトが好き!
楽しく学べるおケイコでスキルもアップ
人生の節目節目の冠婚葬祭に備えよう
ウソのような世界のおもしろ法律これホント?!